政府のコロナ対策分科会の会長などを務めた尾身茂さんらが退任にあわせて記者会見を開き、この3年半を振り返りました。
尾身茂さん
「これは100年に一度と言ってもいいような危機だった。言うべきことを言わないというのは、おそらく歴史の審判に、そういうことをしないと耐えられないだろう」
きのう、都内で開かれた会見には尾身さんをはじめとした専門家の3人が出席しました。
その中で、尾身さんはコロナ対策にあたってきたこの3年半について、「大切にしてきたのは科学的に合理性があり、多くの人が納得できる提言を発信することだった」と振り返りました。
その上で、現在の感染状況について「“第9波”と言われる状況でまだピークは見えない」とし、引き続き対策を続ける重要性を強調しました。
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