テクノロジーによる「意識的進化」の時代 -ITジャーナリスト湯川 鶴章

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中世ヨーロッパはキリスト教、その後は科学万能主義や市場経済が「真実」と信じられていました。

しかし富が一部のテック大手に集中し、環境破壊が進むなど、市場経済の限界がだれの目にも明らかになった昨今、次の価値観をだれもが待ち望んでいます。 その価値観になる可能性があると考えているのが、Barbara Marx Hubbard氏が提唱する「Conscious Evolution(意識的進化)」という考え方。意識的とは2つの意味で使われています。

同氏によると、人類は自然環境に進化の方向をゆだねるのではなく、自らの意思で進化の方向性を決めるようになると言います。
バイオテクノロジーを使って遺伝子を操作し、地球外の環境でも生きていけるように自らの意思で自らを進化させる。そういう意味での意識的進化、という意味が1つ。

もう一つは、人間の意識が進化するという意味。
自分たちの意思で環境や自分達自身を大きく変えていく力を持ったわけだから、今のような分断した意識、自分勝手な意識では破滅の道に進む。「われわれは大きな存在の1つの部分である」という統合の意識に成長しなくてはならない、と同氏は主張する。 どうすれば意識は進化するのか。われわれはどう生きればいいのか。進化した意識の人類による社会は、どのような社会になるのか。��氏の考えを元に、意識的進化の時代について解説します。

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<登壇者プロフィール>
湯川 鶴章 プロフィール
AI新聞編集長。米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年間の米国生活を終え2000年5月に帰国。時事通信編集委員を経て2010年独立。2017年12月から現職。主な著書に『人工知能、ロボット、人の心。』(2015年)、『次世代マーケティングプラットフォーム』(2007年)、『ネットは新聞を殺すのか』(2003年)などがある。趣味はヨガと瞑想。妻が美人なのが自慢。

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