「ナノテクノロジープラットフォームのレガシーを新事業に活かそう」

1676052552_maxresdefault-2530506-9263084-jpg テクノロジー



2021年度 微細加工プラットフォーム シンポジウム(2021年12月13日)
『共用施設から生まれるイノベーション』 ~ナノテクが拓く未来~
【基調講演】
講師:文部科学省 ナノテクノロジープラットフォーム プログラムディレクター  佐藤 勝昭

<概要>ナノ支援 → ナノネット → ナノプラ と引き継がれた20年のナノテク設備共用事業は、1つのブランドとなって大学だけでなく企業の研究者にきっちりと定着しました。我が国の深刻な状況の中にあって、装置と知の共有を通して、研究力を下支えする大きな力を発揮しました。
 今年度、ナノテクノロジープラットフォーム事業は最終年度を迎え、同時に、マテリアル先端リサーチインフラ事業がスタート、来年度から本格的な運用が始まります。20年にわたって積み上げてきた支援のシステムと、支援スタッフが持つ「知」と「技」が大切なストックとなっています。
 新たにスタートするのは、データ創出基盤の整備・高度化を目的とする新たな装置共用事業です。微細加工プラットフォームでは、すでに加工レシピに代表される「匠の技」がデータベース化されていると伺っています。ナノプラのブランド力と支援スタッフに蓄積されたストックなどのレガシーを新事業にしっかりと引き継いで、日本の研究力を牽引する原動力を提供することを期待します。

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