Googleスプレッドシートをスポーツベッティングに活用する方法

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昨年のカタールW杯やWBCなど、大きなスポーツイベントが続きましたが、サッカーや野球などの人気スポーツの新しい楽しみ方として、ブックメーカーでのスポーツベッティングが大きな注目を集めています。ブックメーカーはスポーツの勝敗や得点などにベット(=賭ける)できる場所のことで、以前から広く楽しまれてきたヨーロッパの街では、かつて実店舗が多くありましたが、今ではオンラインがメインの場となっており、日本市場ではまだ発展途上にあルと言えるでしょう。

そんなブックメーカーですが、やはりリアルマネーを使うとあって、年に一度や二度、超ビッグイベントの開催時のみに単発で行うならともかく、ある程度定期的な頻度でスポーツベッティングを行うのであれば、勘や当てずっぽうでただ闇雲にベットするのではなく、きちんとした傾向の分析や資金管理を行いたいものです。

そこでこの記事では、無料で簡単に使えるGoogleのスプレッドシートを、ブックメーカーのデータ分析や管理に活用する方法を3つお伝えします。

①自分のベッティング履歴の記録

まずは最も基本的な活用方法かもしれませんが、自分のベッティング履歴の記録と管理です。スプレッドシートは、これまでの自分の賭けの記録を残すことに関して、最適な方法を言えるでしょう。

これまでに賭けた金額の単なる記録だけでなく、どのブックメーカーを使ったのか、スポーツの種類、それに勝敗の結果や賭け方の種類なども記録まとめておきたいところです。そうすることで、自分のベッティングの傾向や収益などのパフォーマンス、ブックメーカーごとの強み、自分のベッティングの傾向、それに異なるベッティングマーケットの勝ちやすさなどがはっきりと見えてきます。

②オッズの比較と分析

スプレッドシートは、複数のブックメーカーで提供されている同じイベントのオッズを比較するにも最適です。

ブックメーカーが提供するオッズにはいくつか種類があり、大きく分けると特定のブックメーカー専属のトレーダーによるそのブックメーカーだけのオッズ、あるいは外部のトレーダーからブックメーカーが提供を受けたものがあります。いくつかのブックメーカーで全く同じオッズが見られるのはそのためですが、とはいえブックメーカーによってオッズの差が生じるのは避けられません。

いわゆるレビューサイトのようなところでも、ブックメーカーのオッズの比較は行っていますが、得られる勝利金の高さだけをストイックに求めるのであれば、オッズの比較と分析は必須ということになります。いくつものブックメーカーが提供している数字をたくさん確認する根気のいる作業ですが、スプレッドシートを活用して記録しておけば、その統計や傾向が簡単に見えてきます。

③スポーツブックメーカーのデータを蓄積

最後はスポーツのデータ蓄積に使用するというものです。実際のところ、闇雲に賭けるよりも、さまざまなデータを知った上でかける方が勝率が上がるのというのは、火を見るより明らかです。

実は多くのブックメーカーでは、スポーツチームや選手の統計情報を公開しているのですが、自分だけの情報データベースを作りたいという方は、スプレッドシートを活用すると良いかもしれません。

ブックメーカーで賭けられる要素は、多くのスポーツの共通の試合の勝敗予想だけでなく、本当に多岐に渡ります。例えば試合の得点予想では、賭けたい対戦カードの過去の傾向を参考に、あるいはアウトライトの最優秀選手賞には、そのシーズンの流れを知っておくことは欠かせません。

これらはほんの一例ですが、賭けたいスポーツのリーグやチーム、もしくは特定の選手の、賭けたいと考えているマーケットに関係するデータを集めることはスポーツベッティングの勝率を大きく上げることが可能です。スプレッドシートを使うことで、単純な数字のまとめだけではなく、グラフを用いるなど「見えるか化」ができるのもありがたいところです。

さて、この記事ではスポーツベッティングに、無料で簡単に使えるGoogleスプレッドシートを活用する方法を書きました。今回はすぐにでも使える活用法を3つまとめましたが、もっと上級編をお望みの方は、また次の機会に紹介したいと思います!

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