本記事では、Google ドキュメントで、「文字数や行数を設定する方法」を扱います。
また、「文字数をカウントする方法」についても説明します。
ぜひ参考にして下さい。
目次
文字数を設定/指定する方法
Google ドキュメントにおいて、文字数を設定/指定する方法を説明します。
Google ドキュメントには文字数の設定機能が無い
Google ドキュメントでは、文字数を設定する機能は標準搭載されていません。
そのため、文字数を設定するには、代替案を考える必要があります。
代替案:文字カウント機能を使用して文字数を調整する
代替案として、1ページあたりの文字数を、文字カウント機能を使用して調整します。
1ページあたりの文字数には、以下の要素が影響します。
- スタイル
- フォント
- フォントサイズ
- 行間隔
- 半角・全角
- 用紙サイズ
- 余白
これらの要素を変更しながら、文字数を調整して下さい。
文字数をカウントする方法には、主に以下の2つがあります。
それぞれ説明します。
文字数をカウントする方法1:標準機能を使用

標準機能を使用することで、1行または1ページあたりの文字数を確認します。
文字カウント機能の表示方法については、「文字数をカウントする方法」の章を参考にして下さい。
文字数をカウントする方法2:アドオン(拡張機能)を使用

アドオン(拡張機能)を使用しても構いません。
上記アドオンの場合、リアルタイムに文字数をカウントできるため、確認の手間を大幅に省くことが可能です。
アドオンのインストール方法/使用方法は、「文字数をリアルタイムにカウントできるアドオン(拡張機能)」の章を参考にして下さい。
行数を設定/指定する方法
Google ドキュメントにおいて、行数を設定/指定する方法を説明します。
Google ドキュメントには行数の設定機能が無い
Google ドキュメントでは、行数を設定する機能は標準搭載されていません。
そのため、行数を設定するには、代替案を考える必要があります。
代替案1:ページ設定を変更して行数を調整する
一つ目の代替案として、ページ設定を変更して行数を調整します。
ページ設定で調整する項目は、以下の2つです。
それぞれ説明します。
用紙サイズを変更する

用紙サイズを変更するには、まず、「ファイル」タブをクリックします。
メニューにある「ページ設定」をクリックします。

「ページ設定」ダイアログが表示されます。
「用紙サイズ」で任意の用紙サイズを選択し、OK ボタンをクリックします。

ページの大きさ変更に伴い、行数も変更されました。
余白を変更する

余白を変更するには、まず、「ページ設定」ダイアログを表示します。
「ページ設定」ダイアログの表示方法は、前章の「用紙サイズを変更する」を参考にして下さい。
「余白」で各入力欄に任意の値を入力し、OK ボタンをクリックします。

ページ余白の変更に伴い、行数も変更されました。
代替案2:文字数を変更して行数を調整する
二つ目の代替案として、文字数を変更して行数を調整します。
文字数の調整については、前章の「代替案:文字カウント機能を使用して文字数を調整する」を参考にして下さい。
文字数をカウントする方法

文字数をカウントするには、まず、メニューの「ツール」タブをクリックします。
メニューにある「文字カウント」をクリックします。

文字数のカウントが表示されました。
文字数のカウントを表示するには、ショートカットキーが便利です。
以下は、OS ごとの、文字数カウント表示のショートカットキーです。
- Windows: Ctrl + Shift + C
- Mac: command(⌘) + shift + C
- Chrome OS: Ctrl + Shift + C
文字数を常に表示する方法
Google ドキュメントで文字数を常に表示するには、アドオン(拡張機能)を使用する必要があります。
Google ドキュメントに標準搭載されている文字カウント機能では、文字数を常に表示することが出来ないためです。(2019/08/28 現在)
アドオンのインストール方法・使用方法については、次章の「文字数をリアルタイムにカウントできるアドオン(拡張機能)」を参考にして下さい。
文字数をリアルタイムにカウントできるアドオン(拡張機能)
文字数をリアルタイムにカウントできるアドオン(拡張機能)を紹介します。
「Better Word Count」というアドオンです。
インストール方法と使い方を、詳しく説明します。
Better Word Count のインストール方法

Better Word Count をインストールするには、まず、「アドオン」タブをクリックします。
メニューにある「アドオンを取得」をクリックします。

入手可能なアドオンの一覧が表示されます。
右上にある検索ボックスに better word count と入力し、エンターキーを押します。
Better Word Count が一覧に表示されるので、「+ 無料」ボタンをクリックします。
この際、Google へのログインを求められた場合は、指示に従い、ログインします。

Better Word Count がインストールされました。
Better Word Count の使い方

Better Word Count を開くには、まず、「アドオン」タブをクリックします。
“Better Word Count” を選択し、“Open Sidebar” をクリックします。

右側にサイドバーが出現し、文字数のカウントが表示されました。
上から順に、以下の表示となっています。
- Words:単語数
- Characters:文字数
- Characters (no spaces):文字数(スペース含まず)
このカウントは文字の入力ごとに、リアルタイムに変化します。

サイドバーの下にある “Settings” ボタンをクリックすると、設定画面が表示されます。
設定画面では、カウント対象を選択することが出来ます。
選択可能な対象は、以下の通りです。
Body:本文
Header:ヘッダー
Footer:フッター
Footnotes:注釈
Titles:タイトル
Subtitles:サブタイトル
Heading 1:見出し1
Heading 2:見出し2
Heading 3:見出し3
Heading 4:見出し4
Heading 5:見出し5
Heading 6:見出し6
Strikethrough:取り消し線

Better Word Count を閉じるには、右上の✕ボタンをクリックします。
まとめ:Google ドキュメントでの文字数/行数の設定方法
本記事では、Google ドキュメントで文字数/行数を設定する代替案を紹介しました。
Google ドキュメントでは文字数/行数を設定できないので、文字数や行数を調整することで対処しましょう。
文字数や行数を調整するには、それぞれ以下の方法で可能です。
文字数をカウントするには、標準機能やアドオン(拡張機能)を使います。
アドオンの場合、文字数をリアルタイムにカウントできます。
なかなか手こずるかもしれませんが、文字数や行数を上手く調整して下さい。